花火鑑賞士 石井孝子さんに聞く!! 花火鑑賞の秘訣

大曲花火倶楽部認定花火鑑賞士。幼少期より花火を愛し、会社員として勤務する傍ら2004年に資格取得する。日本全国の花火大会を鑑賞するだけでなく、各地の花火大会に実行委員として名を連ね、実際に花火大会の運営もしており、雑誌やテレビ等のメディア出演も多数。日本全国、数ある花火大会の中でも当大会をお気に入りの一つと語る。

石井 孝子(いしい たかこ)
特定非営利活動法人 大曲花火倶楽部認定「花火鑑賞士」
神奈川県伊勢原市「いせはら芸術花火大会」副実行委員長
愛知県名古屋市 「ISOGAI花火劇場 in 名古屋」実行委員

家に帰るまでが花火大会なので、「安全な花火大会」が一番

  • ── 石井さんは花火鑑賞士として花火を楽しむだけでなく、実行委員として数多くの花火大会に名を連ね、大会の運営にも積極的に関わってらっしゃるんですよね。花火を楽しむ側と、作り手側としての思いを聞かせてください。
  • 石井さん(以下石井) 花火を見る側の立場としては、花火の色、形の美しさ、演出の3つが揃った花火に惹かれますね。花火大会は製作する会社によって出来ばえが違うので各地の大会を見比べるのも楽しいです。中でも特にお気に入りの花火会社が数社あるんですよ。
    主催する側の立場としては、お客様が花火を見終わって、無事にご自宅に帰られるまでが花火大会だと思っているので、安全には一番気を使っています。お客様が喜んでくださる様子を見るたびに、「また来年も頑張ろう!」という気持ちになりますよ!
  • ── お気に入りの花火会社があるんですね!「推し花火会社」という発想は今までなかったです。それで各地の花火大会はそれぞれ個性が出ているんですね。お客様の安全に最も気をつかうのは全国のどこの花火大会でも共通のようです。
  • 15号玉や芸協玉など、立川ならではのプログラムが魅力

  • ── 立川の花火大会の魅力や、ここが見所というポイントはありますか?
  • 石井 なんと言っても東京では最大の15号玉の花火が8発も打ちあがるところです!(取材時点)
    また、日本にたった27人しかいない「日本煙火芸術協会」会員の作品も見る事が出来るんですよ。この花火大会自体も、会員さんの会社が担当しているんです。しかも全国花火競技大会「大曲の花火」で内閣総理大臣賞を受賞した職人さんの花火も打ちあがるんですよ。これは花火好きにはたまらないです!今年も楽しみですね!!
  • ── 東京最大と言われる15号(1尺5寸)玉や芸協玉は毎年人気のプログラムとなっています。これを楽しみに会場へ足を運んで下さる方もたくさんいますよね。
  • 石井 そうなんです。花火大会は老若男女が一緒に楽しめるものですが、会場は非常に混雑します。なので、会場ではお年寄りやお子さんなどに配慮していただけたらと思います。みんなの楽しい思い出にしていただきたいので、気持ちに余裕を持った行動をしてくださいね。
  • ── 事故や怪我はもちろん、迷子や忘れ物があると楽しい花火大会の思い出も台無しになってしまいますよね。
  • 石井 会場には早めに着く。帰りは少しゆっくり会場を離れる。皆さんが、少しだけでも余裕を持った行動をしてくださると、混雑が緩和され、安全が保たれます。
  • とにかく花火が大好き!!

  • ── 花火鑑賞士という資格は一般の人ではご存じない方も多いと思います。花火鑑賞士を目指したきっかけや、花火鑑賞士としてどういった活動をしているんですか?
  • 石井 花火鑑賞士とは花火の知識をもった鑑賞のスペシャリストで、知的に楽しく鑑賞すると共に、市民レベルで花火の普及に資するための資格です。私は子供の頃からとにかく花火が大好きだったので、花火鑑賞士の資格を取得しました。今では見て楽しむだけでなく、花火大会の撮影や花火大会で解説などもしています。近年は花火好きが高じて実際に花火大会の開催もしています。花火大会というとどうしても夏のイメージですが冬の花火も素敵ですので夏以外のシーズンも花火を見てほしいですね。
  • 夏休みの1日を立川で。

  • ── 最後に、立川まつり国営昭和記念公園花火大会への応援コメントをお願いします。
  • 石井 会場となる国営昭和記念公園は、プールなどもあり 、昼間から存分に楽しめます。立川駅はお買い物も便利ですし、色々なお店もありますのでショッピングを楽しんだ後、花火を見る事も出来ます。是非朝から立川に行って、日中遊んで夜は花火と、夏休みの1日をご家族、友人、カップルなどでお楽しみください。
  • ── 石井さん、お忙しいところありがとうございました。石井さんが手がける花火大会やおすすめする花火大会はどれも超一流!立川の花火大会もお気に入りのひとつと言っていただけて光栄です。いろんな花火大会を見比べてみるのもおもしろいかもしれませんね。この夏はお気に入りの花火大会を見つけてみては!?
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    石井孝子さんからのお知らせ
    ◎花火鑑賞士試験
     平成29年10月15日(日)秋田県大仙市にて実施。
     申込みは8月下旬より受付。試験前に現役の有名花火師さんからの講議もあります。
    ◎ISOGAI花火劇場
     平成29年12月24日(日)愛知県名古屋港にて開催予定。クリスマスイブの夜空をメロディー花火が彩ります。
     花火と音楽の融合が演出する夢の物語は圧巻!
     
     
     
     

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